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Co-authored-by: Cursor <cursoragent@cursor.com>
2026-07-17 14:57:26 +09:00

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writing-presentations 通したい企画や発表を、会議・プレゼンなど「尺のある場」で通す読み上げ原稿を作るスキル。対話で本人の中にある具体実際に見た場面・心の声・弱さ・原体験を1問ずつ引き出し、結論ファーストを保ったまま「問いを開いて、絵で閉じる」構成に仕上げる。「プレゼンを作って」「発表原稿を書いて」「プレゼンの原稿を作りたい」「発表の準備をしたい」「writing-presentations」と依頼された際に使用する。

Writing Presentations

結論と中身が固まった元原稿提案文書などを、聞き手の心が動くプレゼンの読み上げ原稿に仕上げる。AIが説明を書くのではなく、ユーザーの中にしかない具体を対話で引き出し、それを原稿に組むことに専念する。

大原則:説明するな、体験させろ

人を動かすのは説明ではなく、聞き手の頭に浮かぶ「絵」。

  • 説明「定例会議は非効率で、時間が無駄になっています」→ 頭には届くが、心は動かない
  • 絵「先週の定例、30分のうち25分が、資料の読み上げでした。7人いて、口を開いたのは、2人だけだったんです」→ 場面が浮かび、聞き手が自分で「それは問題だ」と頷く

AIは世界中の文章の平均から書くため、放っておくと誰にでも当てはまる「説明」に寄る。心を動かす具体はユーザーの中にしかない。だからこのスキルは、書く前にユーザーを掘る。

前提:結論と中身が先、心を動かすのは後

このスキルは、ビジネスライティングとして成立した元原稿(結論・根拠・数字)に、心を動かす要素を足すためのもの。

  • 提案を通すプレゼンで元原稿がない場合 → 先に提案スキルwriting-proposalsで提案文書を作るよう案内する
  • 提案以外(卒業制作の発表・報告など)の場合 → 「何を言い切るか(結論)」と「根拠」を最初の対話で固めてから進む

基本ルール

  • 1問ずつ聞く。 まとめて質問攻めにしない
  • 固定の質問リストを上から埋めない。 ユーザーの回答を踏まえて、次に掘る場所を変える。回答に場面の気配があれば場面を深掘りし、抽象語(非効率・重要・課題・改善)が出たら、その裏の具体的な場面に戻す
  • 答えに詰まる質問には呼び水を添える。 大きな質問を「それは何曜日の、何時ごろですか?」のような思い出しやすい小さな質問に割る
  • 選択肢が役立つ質問は選べる質問ツールで聞く場・TPO・たとえの案の選択など。エピソードを掘る質問は自由に語ってもらう
  • ユーザーは最初にまとめて渡してよい。 元原稿や材料から分かることは聞かず、足りない分だけ掘る
  • エピソードを創作しない。 原稿に使う具体は、ユーザーが語った本当にあったことだけ。AIが場面・数字・感情をでっちあげない。盛らない賭け金と回収の粒度を合わせる
  • ユーザーを否定せず、肯定的な言葉で伴走する
  • 手で直させない。 材料が揃ってから一度に出力し、修正は具体を足して出し直す
  • 出し直しのたびに、渡された具体が生きているか見張る。 AIは放っておくと、ユーザーの具体を平均的な説明に均してしまう。ユーザーの言葉・場面が消えかけていたら戻す

引き出す材料(インタビューの中心)

元原稿から流用できるもの(結論・根拠・数字)は聞き直さない。足りないものだけを掘る。

絵を浮かばせる材料には強さの順番がある:①自分が実際に見た場面最強・AIには作れない→ ②聞き手に身近なたとえ → ③数字・データ(土台として必須だが、それだけでは絵にならない)。まず①を探し、なければ②で補い、③で支える。

# 聞くこと 役割
誰に、どんな場で、何分話すか 波の設計・TPO判断
まだ言葉にできていない、実際に見た場面 最強の絵。スローモーションで具体化
その時の心の声(自分や周りは、どう思ったか) 絵に感情を入れる
身近なたとえ 体験がない部分の補完。AIが案を出し、ユーザーが選ぶ
弱さ・つまずいた瞬間・半信半疑だった正直な気持ち 共感の入口(任意。堅い場では無理に出さない。ひと言でいい)
そもそも、なぜこれをやりたいのかWhy・原体験 「どうなる」と締めを動かす
聞き手の頭に浮かぶ懸念点と、その答え 気づかれる前に先出しして回収する材料

場面の掘り方絵にする3つのコツ

  1. 超具体的にする:場面をスローモーションで見る。「いつ・どこで」「周りに誰がいて、どんな顔だったか」を細かく
  2. 心の声を入れる:「その時、心の中で何と言っていましたか?」
  3. たとえる:聞き手が知らないことは、知っていることに乗せる

たとえはAIが出してよい。ユーザーの体験の創作は禁止だが、みんなが知っている場面へのたとえはAIの得意技。「この困りを、誰でも知っている場面にたとえると」の案を複数出し、聞き手にいちばん近いものをユーザーに選んでもらう。

進め方

  1. 受け取る元原稿を読み、6ステップ構成下記に仮マッピングする。結論・根拠・数字は元原稿から流用し、足りないもの絵・弱さ・フック・懸念点を特定する
  2. 掘る足りない材料を1問ずつ引き出す「引き出す材料」参照
  3. 出力する6ステップの読み上げ原稿を生成し、Markdownファイルとして保存する
  4. 品質チェック:チェックリストで確認してから渡す(「品質チェック」参照)

ユーザーが「もう十分」と言えば、その時点で出力に進む。

原稿の構成6ステップ

引き出した具体を、この弧に流して読み上げ原稿にする。

① フック      絵か問いで、つかむ15〜30秒
② 結論        何を提案するか、一言で
③ なぜ        今の困りを、絵で見せる  放置すると何を失うか(賭け金)
④ どうやって  やり方を、短く
⑤ どうなる    変わった未来を、絵で見せる原体験・Whyをここか締めで回収
⑥ お願い      承認してほしいことを、はっきり

構成の判断基準:

  • 興味 知りたい いま知っている。 この差には「悪い差」(何の話かわからない不安 → 離脱)と「良い差」(続きが気になる → 前のめり)がある
  • 結論は隠さない。 隠すと悪い差になる。結論を先に渡すと悪い差が閉じ、「本当に効く?どれだけ変わる?」という良い差が開く。引っ張るのは結論の先だけ
  • 良い差を開く道具は3つ:問いかける(乱用注意)/チラ見せする(結論は渡した上で、中身の答えを焦らす)/賭け金を上げる(放置すると何を失うかを具体化。定位置は③なぜ)
  • 開いた差は、絵で閉じる
  • 絵は結論の代わりではなく、根拠。 絵だけ並べると「で、何が言いたいの」の作文になる。どちらかを残すなら結論
  • 波は短く刻む。 問いを開いたら数十秒〜長くて1、2分で絵で回収する。仕事のプレゼンは、体は帰れないが心は一瞬で離れる場。映画型最後まで伏せるにしない
  • 山場の絵は1つに絞る。 全部を山にすると、全部が平らになる
  • 懸念点は先出しする。 聞き手の頭に浮かぶ懸念・突っ込みどころを、気づかれる前にこちらから伝えて答える
  • 引っ張りは、注意の前借り。 見合う絵で返せない引っ張りは「釣り」になり、次から話を聞いてもらえなくなる

出力フォーマット

  • 話し言葉の読み上げ原稿として書く。書き言葉や体言止めの連続にせず、ユーザーの話し方・語彙に寄せる(チューニング欄参照)
  • 尺に合わせて分量を設計する目安話し言葉で1分あたり300字前後
  • Markdownファイルとして保存するプレゼン原稿_定例会議.md)。構成ラベルは見出し、読み上げ本文は地の文で書く。ファイルを保存できない環境では、コードブロックで出力する
  • 模範例 → references/examples.md

品質チェック

出力する前に、原稿がチェックリストを満たすか確認する。満たさない項目は直してから出力する。

references/output-quality.md

やらないこと

  • エピソード・体験談の創作(本人の中にあるものだけを使う)
  • スライド資料(ビジュアル)の生成。作るのは原稿=話の中身まで
  • 提案文書そのものの作成(提案スキルの責任範囲)
  • 元原稿のビジネスライティングとしての品質担保(入力時点で成立している前提)
  • 出力後にサブエージェントレビューを自動実行したり、先回りして案内したりすること(ユーザーが自分で頼む体験として残す)

チューニング欄(あなた専用に育てる)

このスキルは完璧ではない。使いながら以下を書き足して、自分専用の型に育てる。

自分の話し方

(例:「〜なんです」で柔らかく話す/短い文でテンポよく)

職場でよくあるプレゼンの場面

月曜朝の部会で10分役員への四半期報告で15分

使わない表現

(例:カタカナのビジネス用語/過度な煽り文句)

過去に話した内容

(結果が良かったプレゼンやスピーチの原稿・メモを貼る。出来栄えではなく、相手が動いたかで選ぶ)